ナガスミヤキ 2

2回目の登場、ナガスミヤキ。

ここ数年、よく獲れています。

定置網にも入るし、釣りでも獲れています。

筒型に切ってシンプルに塩焼きにしたのが前回。

それはそれで悪くないのですが、もう少しどうにかできないかと思って再チャレンジ。

皮目に斜めに走る太い骨、これはハモのように骨切りしても無理なくらい、太くて邪魔になる。

だから三枚におろしてから、皮目を下にしてスプーンで身を掻きだします。

いわゆるスキミ。

まず、これ自体が非常に美味しい。

もともと、ただ単に食べづらいだけであって、身そのものは脂がのった上質の白身。

ナッツ系の香り漂う、マイルドな脂質。

ちょっと手間だけど、料理屋ならやってみても面白いのでは。

それから、冷蔵庫にあったキャベツをみじん切りにして、味噌と一緒にナメロウの要領で包丁でたたきます。

白ごまを振って、アルミに乗せ、香ばしく焼いていく。

これはこれでとても美味!

七味をふると、これまた抜群。

たぶん、フレッシュな青唐辛子を刻んで、身と混ぜ合わせてから焼いても美味しいはず。

ライムなど絞って、さわやかに。

食欲が落ちる夏場に、その時季の白身で試してみたいですね。